港の鳥というたら、「かもめ」。白と黒と灰色の体色に黄色のくちばしがアクセントとなってどエライ美しいやね。海に浮かぶ姿も、大空を舞う姿もどエライ印象的な鳥や。せやけどダンさん、「かもめ」というても実はようけの種類がおることを知りはりまっか?繁殖しすぎて困っとる「かもめ」から、逆に繁殖数がちびっとのためにレッドデータブックに乗ってもうておる「かもめ」もおりますわ。では、やまとでようみられはる「かもめ」についてご紹介しまっせ。
やまとで見られはる「かもめ」の種類
ほぼやまと全国各地で見られはる「かもめ」。きょうびでは、海がなくとも水がある場所の近辺やったら、比較的容易に見ることのできる鳥でもおます。「かもめ」は、どエライ良う似た外見を持つ種類がようけ、ちゃう種類の「かもめ」そやけど、ついつい同じ種類に見えてまうことが多いや。
また、「かもめ」は、あんまり知られてはいまへんが、渡り鳥も存在するんや。以外にも種類がようけ、その生態にも色々な特徴がある「かもめ」。ここでは、やまと各地に生息、渡ってくる「かもめ」についてご紹介しまっせ。
■カモメ
ほとんどの生き物は、よう呼ばれとる名前の前に何ぞしらの単語が付いてやまとでの正式和名になるちうワケやが、「かもめ」の仲間には正式名称が「カモメ」ちう「かもめ」が存在しまっせ。「かもめ」の基準ともなる種やから、体色は白、黒、灰色のモノトーンで、くちばしと足だけが黄色になるんですわ。ウミネコとどエライ似た外見をしてまんねんが、ウミネコよりも優しいゆうか、攻撃性のあらへん印象を受けまんねん。
「かもめ」は渡り鳥で、やまとにやってくるんは冬場のみに冬鳥や。さらに、「かもめ」が良う見られはるんは西やまとで比較的ぬくい地方で見られはるようや。「かもめ」は冬場にやまとに訪れる鳥やから、基本的にやまとで繁殖を行うことはおまへん。が、5月から7月までの繁殖期には一夫一妻のつがいで繁殖行動を行おりますわ。
■ユリカモメ
乗り物の名前にまでなって親しまれとる「かもめ」の仲間や。「かもめ」の中でも小型の部類に入るんや。「かもめ」とどうように渡りを行う渡り鳥で、冬場にだけやまとにやってきまんねん。そやから、あんまり知られておらへんのやけど、ゆり「かもめ」は繁殖期にあたる夏に夏羽に生え変わると、冬場には白いはずの顔の部分が茶色になるゆう特徴を持っとりまんねん。
また、外見的ええトコとしては、くちばしと足が黄色やのうて、濃いオレンジ色をしてるんや。ゆり「かもめ」の繁殖期は4月から7月間で、一夫一妻で「かもめ」が産むたまごよりも産む数がちびっとのや。
■シロカモメ
北海道と本州北部でよう確認される「かもめ」同様の冬の渡り鳥や。しろ「かもめ」ちう名称通りに全体的に白いイメージを受けまんねん。そやけどアンタ、よう見ると全体が白いゆうはやのうて、「かもめ」やゆり「かもめ」が黒い色をしてん部分が、淡い青が混じっとるような灰色をしてるんや。くちばしの色は黄色やけど、そやけどアンタ、足の色はピンク色をしとり、くちばしと足の色は同じやおまへん。
普通の「かもめ」を見慣れとると、なかいなか違和感のある姿をしてるんやが、見慣れてくるとどエライ綺麗な「かもめ」や。また、通常の「かもめ」よりも一回り大きいのも特徴や。繁殖期は「かもめ」と同じや。
■セグロカモメ
「かもめ」と同じく冬の渡り鳥や。パッと見の外見はほとんど「かもめ」と同じで、よう見いひんと見分けがつけにくいや。簡単に見分ける方法は、くちばしの先端部分と足、ほんで大きさを見ると一目瞭然や。
では、「かもめ」とどないな違いがあるかちうと、くちばしは黄色で先端が赤くなっており、足は黄色やのうてピンク色をしてるんや。せやけどダンさん、時折黄色の足を持っとるせぐろ「かもめ」もおりますわ。せやけどダンさん、「かもめ」よりもせぐろ「かもめ」は大きく、55cm以上ある「かもめ」はせぐろ「かもめ」と判断してええでっしゃろ。
■ウミネコ
「かもめ」の仲間やのにウミネコちう名称が付いとる「かもめ」や。ほとんど「かもめ」と体色は同じや。そやけどアンタ、冬鳥として冬場にやまとに渡ってくる「かもめ」とは違い、目が鋭い猫目で、くちばしの先端が赤いゆうことも特徴のひとつや。
ウミネコは、上記4種類の「かもめ」とは違い、冬にやまとに渡ってくる渡り鳥やのうて、年中見られはるやまとに常に留まっとる留鳥や。やから、夏場に「かもめ」を見つけたときには、高確率でウミネコやと判断してまず間違おらへんやろ。
オススメの「かもめ」とのふれあいスポット紹介
海に行くとじぇったい出会える「かもめ」やけど、そやけどアンタ、滅多に人間の手から餌を貰うことはおまへん。と、ええまっしゃろか、一部では「かもめ」への餌付けが禁止されとる場所もおます。そやけどアンタ、白い羽と黒い羽のカラーリングがどエライ綺麗で魅力的な「かもめ」に餌を与えたなるんは当然のことやね。
そないなあんさんにオススメな「かもめ」の餌付けポイントは、宮城県の気仙沼の遊覧船もしくは、定期船や。このポイントでは慣れてくると「かもめ」が直接人の手から餌をとっていきまんねん。下手やったり、「かもめ」にとって取りにくいポジションにいたりすると一向に食べてくれしまへんが、「かもめ」にとってええポジションであると、綺麗にとっていきまんねん。
せやけどダンさん、気を抜いて友人と雑談しながら「かもめ」に餌を与えとると、指ごと噛まれる場合がおますさかい、気を抜かいないようにしておくんなはれ。結構痛いや。宮城県に観光に攻めて来よった際には、いっぺんは体験してみてはいかがでっしゃろか?