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たぬき

たぬきはイヌ科に属する哺乳動物の一種、別名「ムジナ」と呼ばれとりまんねん。 同じイヌ科であるキツネに比べると、ごっつう四肢が短くずんぐりとした体型をしてるんや。 今でこそ人里のねきで見掛けられはる事はちびっとのやけど、そやけどアンタ、昔は度々人の住む場所にまで下りてきとった事があって、昔から人間との親しみ深い野生動物や。

昔話で登場する事も多いんやけど、何故か狡猾なイメージで描かれる事がようけなっとりまんねん。 現に、天下人として有名な徳川家康を「たぬきおやじ」と称する人もようけ、一般的なイメージでは家康は狡猾で切れ者とぬかす印象が強い感じがしまっせ。

たぬきの生態

■分布

やまとを始めとした東アジアの森林にのみ生息しとったんやが、1928年にソ連が毛皮目的で移入した事から野生化が進み、現在ではドイツやらなんやらにも生息。

■種類

やまとの亜種には北海道の「エゾタヌキ」と本州や四国の「ホンドダヌキ」が存在。 エゾタヌキの方が、被毛や四肢がちびっと長いのが特徴。

■身体的特徴

大きさは50~60cm、尻尾が15cmの体重は3~5kg。 犬でぬかすと中型犬位の大きさに匹敵します、アライグマに間違われる事が多いちうわけや。 やや白毛がちびっと入った灰黒色の毛並みで、目の周りがパンダの様にちびっと黒毛が存在しまっせ。

短い手足とふさふさした長い尻尾を持っとります、ずんぐりとしたイメージがおますが夏毛になると以外と細いのが分かるんや。 犬歯はあんまり発達しておらへんし、走る力は弱いんやけど殆どの場合は水泳が得意。


■食べ物

肉食獣やけど、そやけどアンタ、実際には雑食でトウモロコシやドングリと言うた植物も食べまんねん。 ネズミやらなんやらの小動物や昆虫類・魚・カニも食します、食べ物が無なると人の残飯を漁る事もおます。

■夜行性

飼育下以外の場合は基本的には夜に活動してるんや、日中は何ぞ無い限りは巣穴でじっとしる事が多いや。それ故に夜に行動してん間に車に引かれるケースも多いので交通事故によって危険なケースに陥んのも少なくおまへん。

■群れ

大体の場合、単体やのうて家族かつがいの5~6頭で行動しまっせ。 余計なお世話やけどつがいは一夫一妻で、どちらかがいななるまで共に行動し続けまんねん。

■ボウズ

妊娠期間は2ヶ月前後と短く、いっぺんに5~6匹が平均的やけど、そやけどアンタ多い場合は20匹ねき生んや例もおます。生まれた時は60~90g前後で、2~3ヶ月で離乳して大体半年でボウズは親と同じ位に成長しまっせ。

たぬきうどん

関東では、揚げ玉だけを乗せたうどんを「たぬきうどん」と呼んでおりますわ。 何故この様に呼ばれるんかと言おりますと、揚げ玉には「タネ(具)」がおまへんよや。 タネ抜き→たぬきと訛ったんが語源と考えられとりまんねん。また、衣を膨らませて作られはった天ぷらが乗っとるもんを呼ぶ場合もあり、それの場合は大きさに比べて中身がちびっとの事から「化かす」→たぬきとぬかす考えが由来とぬかす説も挙げられとりまんねん。

せやけど、京都ではあんかけが乗ったうどんやそばを指し、関西では油揚げが乗ったそばを指すもんで、地方によって具材が大きくちごとるのが分かるんや。

たぬき(狸)寝入り

寝たふりをする事をたぬき寝入りと言い、ホンマにたぬきもするんか疑問に思う人もおるやろけどホンマの話や。 せやけど、ウチは寝たふりとぬかすんは間違いでホンマに気絶してまうのや。 たぬきはどエライ臆病な性格で、猟師が撃った銃声を聞くと弾が当たらんと気絶してしもてまんねん。

猟師が仕留めたと油断した間に目を覚まし、いつの間にか逃げてまうのや。 人間も大きな衝撃を受ければ失神するさかいに同じ様な事なんやこれがホンマに。 せやけど、みなのたぬきが驚いて失神する訳ではく個体差があると考えられとりまんねん。


たぬきをペットとして飼う


愛嬌のある姿から、たぬきをペットとして飼いたい思った人もおる思うで。 野生のたぬきを見つけたら飼えるんでしょうか?答えはノーや、野生種を飼育目的に捕獲するんは法律で禁止されとりまんねん。 せやけど、怪我をしとった所を保護するんだけは例外で、一時的な保護は許可されとりまんねん。

あくまで「自然に帰す」とぬかすのが前提やけど。 怪我をしとった所を保護した場合、獣医や農林水産事務所の指示を仰いで行動しておくんなはれ。 最も、野生のたぬきはどエライようけの寄生虫が存在してるんやさかい、家庭でペットを飼うておる方には危険かもしれしまへん。

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2007年06月12日 16:53に投稿されたエントリーのページです。

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