釣りは大きく分けて餌をつけて行うタイプとルアーといった疑似餌を利用するタイプの2種類に分かれはります。餌をつけて釣りを行う場合は魚が寄ってくるのを待ち釣り上げまっけど、ルアーフィッシングはウチから魚を探して接近し、魚の行動パターンを読み、ルアーちう釣具を用いて、釣り上げるゆう楽しみがおます。
ルアーフィッシングはフライフィッシング同様、魚や釣り場の知識や理解が必要不可欠になるんですわ。ルアーフィッシングの醍醐味は釣具であるルアーにおます。ルアーにはさまざま種類があり、なかには本物の魚と見間違えてまうほど精巧に作られはったルアーもあり、ルアーフィッシングを行いまへん方でもルアーを見とるだけで楽しい気持ちになってしまいまんねん。故に釣りにはまるっきし興味を示さへん方が、ルアーの魅力に心奪われルアーのコレクションを行っとる方もなかにはいるほどや。
ルアーフィッシングとは?
ルアーフィッシングのルーツは釣り人がスプーンを水中に落としたときに鱒(マス)が食いついてきたのがきっかけといわれとりまんねん。魚はルアーのような光り物を見ると食欲がそそられはることや魚の持っとる縄張り意識から好奇心や闘争心といった類のもんを刺激すると言われとりまんねん。ルアーフィッシングとしてエライ人気の高いバスは闘争心の強い魚として有名や。
■ルアーフィッシングは魚との勝負
ルアーフィッシングを一言でぬかすのやったら「釣り人と魚の一騎打ち」と言えまんねん。ルアーを用いて魚をあんじょう挑発し、釣り上げることに成功するか、またはシッパイするかちう勝負を楽しむ釣りと言えまんねん。その相手が強ければ強い(大きい)ほどウチも燃えるゆうもんや。ルアータイプの選択、釣り技術の修練、戦略を練るやらなんやら、さまざまな要素がどんだけ必要か考え、見事釣り上げた時の感動は格別と言えるでっしゃろ。
■ルアーフィッシングの仕組み
ルアーフィッシング専用ロッドにリールを取り付けて、ラインとルアーを結び、前方へ投げまんねん(キャストと呼ぶんや)。ルアーやラインが着水したらリールでラインを巻いていきまんねん(リトリーブと呼ぶんや)。
するとルアーは水圧の影響によりまるで本物の魚が泳いどるかのような動きをしまっせ。動いとるルアーをみた魚は餌、敵対心、好奇心やらなんやらから無意識に食らいついてこようとしまっせ。ルアーフィッシングはこないな風な魚の習性を利用した釣りと言えまんねん。
ルアーフィッシングで使用するルアーの種類について
ルアーフィッシングで用いられはるルアーは大きく分けて5種類がおます。小魚の形状をしてんもんや光沢のあるもんやらなんやらさまざまなタイプがおます。それぞれについて簡単に紹介しまひょ。
■「スプーン」でルアーフィッシング
スプーンはルアーフィッシングにおいて基本的なルアーや。形状はわてたちが普段使用するスプーンと同じで素材も金属製となるんですわ。スプーンは水の中に沈むと光沢が輝きそれが魚の好奇心を駆り立てまんねん。リトリーブの際はひらひらと舞うように動き小魚が泳いどるように見えまんねん。
■「プラグ」「ミノー」でルアーフィッシング
プラグやミノーは小魚の形状をしたルアーや。素材として木製またはプラスチック製が主流や。ルアーフィッシングの代表的なルアーとしてよう利用されとりまんねん。ミノーとは毛唐のセリフで小魚を指しとり、ルアーの頭部には透明なプラ板(リップ)が施されとりまんねん。リトリーブの際にこのプラ板が水圧の影響によりさまざまな動きをするような仕組みとなっとりまんねん。その動きは本物の小魚と勘違いするほどようできとりまんねん。
■「スピナー」でルアーフィッシング
ルアーの一部が回転するっちうことからスピナーちう名称で呼ばれとりまんねん。軸にプロペラ(回転翼)おもりが施されており、リトリーブの際に水圧によって回転し魚の興味をひく仕組みとなっとりまんねん。
■「メタルジグ」でルアーフィッシング
メタルジグは金属で造られはったシンプル構造のルアーや。金属ルアーであるスプーンと異なるトコは、形状がシンプルであるが故にキャスト時に良う飛ぶゆう特徴がおます。さらに、シンプルな形状は水圧による抵抗もちびっとのためよう沈みまんねん。それに、浮かび上がってきまへん。リトリーブの際には不規則(ジグザグ)に動き魚を挑発しまっせ。
■「バイブレーション」でルアーフィッシング
バイブレーションはプラスチックで造られはった小魚の形状をしたルアーや。小魚形状のプラグやミノールアーに若干似とりますが、透明のプラ板(リップ)が頭部についてへんねん。リトリーブの際には小刻みに振動するように動きまんねん。バイブレーションルアーには内側に音を発生させるための玉を内蔵したタイプもおます。
ルアーフィッシングのメリットとデメリット
ルアーフィッシングを初めて行う方のためにどないな楽しみがあり、苦労があるんかについて紹介しまひょ。
■ルアーフィッシングは気軽に始めることが出来よる ―― メリット
ルアーフィッシングは気軽に楽しめる理由には、餌が必要んとぬかすことや。餌はルアーで代用しとりよるさかいに餌を仕掛ける手間を省略するっちうことが出来まんねん。ルアーフィッシングは基本的にルアーロッドとリールとルアーの3種類を揃えれば釣りを楽しむことが可能や。虫が苦手な方にとっては最適なフィッシングスタイルと言えるでっしゃろ。
■釣りどシロウトでも簡単なルアーフィッシング ―― メリット
ルアーフィッシングは釣りをまるっきし経験したことのあらへん方でも簡単に行うことが出来まんねん。小さなお子様でも楽しむことが出来まんねん。餌による釣りは簡単に見られがちやけど、そやけどアンタ、実は仕掛けを覚えるんはなかいなかエライことや。せやけどダンさんルアーフィッシングは水中にルアーを放り込みリールを巻くだけで魚が釣れるような仕組みとなっとりまんねん。したがちう、釣りどシロウトの方でも比較的簡単に釣り上げることも可能なんやこれがホンマに。
■大物も釣り上げ可能なルアーフィッシング ―― メリット
ルアーフィッシングはブラックバスやメバルやらなんやらの大物も狙うことが可能や。全国の釣り人は我先にと大物を釣り上げようと日夜努力してるんや。ルアーフィッシングは魚との対決以外に他の釣り人との競争も含まれとります。それらの競争に勝ったときは至福の悦びを味わうことが出来よるやろね。
■デメリット ―― ルアーフィッシングは釣れにくい
はっきり言おりますとルアーフィッシングはうんざりするくらい魚が釣れへん釣りや。釣れる頻度においては餌釣りの方がずっと上になるんですわ。魚は毎日毎晩壱年中お腹を空かせとるわけやおまへん。ルアーによる釣りは魚の食欲による条件反射の食いつきを利用するっちうことが大半や。食欲のあらへん魚はルアーに見向きもしまへん。
釣れへんからとええルアーフィッシングをやめてまう方もようけおりますわ。すぐにやめるのやなく、釣り場のポイントの見直し、キャッチやリトリーブ技術の向上やらなんやら行い試行錯誤を繰り返しまひょ。苦労した分だけ釣れたときの感動は大きいですわ。
ルアーフィッシングで狙う魚たち
ルアーフィッシングで狙う魚について紹介しまひょ。ルアーフィッシングの経験者はある程度どないな魚を対象にするかようわかっとる思うで。せやけどダンさん、初めてルアーフィッシングを行う方は何を釣り上げたらよいかわからへんでっしゃろ。釣る魚を絞らずルアーフィッシングを行ってても釣り上げることはややこしいと言えまんねん。いつまでたっても釣り上げることが出来なければルアーフィッシングに見切りをつけてまうどシロウトの方が後を断たなくなってまうでっしゃろ。
ほんでルアーフィッシングどシロウトにオススメな魚は、「防波堤から狙うイナダやサワラといったいわゆる青物魚(光りもん)」「渓流に生息してんイワナやヤマメ」「管理釣り場によるニジマス」の3種類や。なかでも管理釣り場によるルアーフィッシングはどシロウトにはうってつけなんやし、最初はルアーによる釣りを楽しむゆう理由から管理釣り場を利用するっちうことを推薦しまっせ。
一方、ルアーフィッシングどシロウトの方が対象にするには早すぎる魚は「スズキ(シーバスと呼ばれとる)」「サクラマス」といった魚や。理由はルアーフィッシング経験者でも釣り上げることが困難な魚であるからや。ビギナーズラックで釣り上げることが出来よるほど容易な相手やおまへん。腕を磨いて挑戦するっちうときの楽しみにとっておきまひょ。